近年、怒りの感情をコントロールするために「アンガーマネジメント」の手法が広まりつつあります。
・湧き上がってきた怒りに振り回されず「6秒待つ」
・自分と他人は違う考え、価値観を持っているのでギャップが生じるのは当たり前である事を念頭に置く
・自分ではどうしようもない事柄に怒っても仕方ないので、コントロールできることに注意を向ける
以上は「アンガーマネジメント」の基本的なテクニックです。
確かにこれらができて習慣化すれば、適切に怒りをコントロールできるかもしれません。
でもこれ本当に悩んでる人に効くのか・・
これらのテクニックがうまく使える人は
・怒りのエネルギーが小さい人
・自制心が強い人
に限られそうに感じます。
怒っても「プンプン!」位で済む人は「アンガーマネジメント」のテクニックでうまく怒りをコントロールできそうですね。
自制心が強い人は表に出ないだけで怒りのエネルギーが強い場合もありますから、一時的にうまくコントロールできたと思っても、何かの拍子に溜め込んだ怒りが噴出して「ブチ切れ」てしまうとか、体に不調が出る可能性がありそうです。
一時的にではなく仕事などの公の場以外のプライベートでも
私は「アンガーマネジメント」がうまく使えて、とても良い成果が出せています。
という人はどの位なんでしょうか?
私の勝手な推測ですが、半分もいないでしょう。
「6秒待つ」
1日に1、2回ならできるかもですが、何度もそういう目に会ったらガマンばかりでいつまで続けられるか疑問です。
「自分と他人は違って当たり前」
20代ならともかく40代にもなればそんなこと当たり前に認知してるはずですが、それでも怒りに振り回される人は、改めてこのことを念頭においても「怒り」が湧けば頭から消えてしまうでしょう。
「怒っても仕方ない事柄から、自分ができることに意識を向ける」
もっともですが、怒ってる時にそんなにうまく切り替えられますか?
これを考えた人は怒ったことがあるのか?と思ってしまう・・
私は長年怒りのコントロールがうまくできず、10代の頃から悩み苦しんできました。
私が怒ったせいで様々な問題が起こり、周囲の人を傷つけ、人生がうまくいかない原因にもなっていたと思います。
自分なりに色々試行錯誤したなかで、「アンガーマネジメント」の手法でもある「自分と他人は違う」「怒っても仕方ない~」などは昔からやっていたのです。
しかし、どんなに強く決意しても、歯を食いしばって思考をコントロールしようとしても最後には「大爆発」してしまい、その度にひどい罪悪感と疲労感に悩まされました。
年齢とともに多少は落ち着いてきたものの基本的な短気な性格は変わらず、さらに不安や心配事も増えたために最近まで結構辛い状態でした。
今年5月に最高の方法に出会う
その状況を一変させたのが「アンガーマネジメント」ではなくて「感情クリアリング」でした。
文字通り感情をキレイにできる方法で、怒りだけでなく・不安・恐れ・悲しみなどの不快な感情を消していき、最後にはそれらの感情が必要な時以外は湧いてこなくなります。(私は実践し始めて2カ月半ほどですが、ほぼその状態になりました。普段のストレスが激減してとても楽です)
効果がはっきりと分かったのは2週間前後でした、いつもなら怒る場面でも普通にやり過ごしていました。(怒ってはいけない、とかそういう意識はない素の状態でした)
その後どんどん心が軽くなっていき、毎日のストレスが減っていき、1カ月半もすると嫁さんから「本当に穏やかになったよね」と言われました。
その2つのメソッドを紹介します
どちらも私が実際に使いまくって効果を実感した方法です。
*感情のエネルギーが強い場合(メソッドを使い始めた頃など)は上の「アンフィニ」というメソッドがやりやすかったです、次第に感情エネルギーが小さくなってくると下の「感じきるメソッド」が使いやすかったです。
とにかく自分がやりやすい方を使って構いませんし、場合に応じて両方使ってもOKです。(「感じきるメソッド」をやっていて《感じきるのがキツイ》と思ったら途中で「アンフィニ」に切り替えても大丈夫です、楽な方を使いましょう)
一度不快な感情が減るともう後戻りはしません
始めた当初は1日に10回か20回くらいしていました(それだけイライラや不安が多かったんです)
それが2週目、3週目となると1日10回→5回という感じで減っていきます。
メソッドをするごとに不快な感情から自由になっていきますので、今苦しいのであれば読むだけでなく、ぜひ試してみることをお勧めします。
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