内向型HSPの方はざっくり言うと「気にしい」だと思います。
嫌われてないか?笑われてないか?間違ってないか?忘れ物はないか?・・
私も内向型HSPで、上記のようなことを逐一確認せずにいられない、非常に面倒な気質で神経が疲れやすいです。
*でも最近は感情をフラットにするメソッドのお陰でストレスが激減しました。
気になる方は下の記事をご参考にしてください。
話を戻します。
HSPは生まれつきの脳の特性によるものなので、小さい時からそれが当たり前になっていて「他の人はなんて気遣いが無いんだろう?」「どうしてうるさくても平気なんだろう」「なんで人混みにわざわざ出かけるんだ?」と周囲の人とのギャップを感じやすいです。
仲良くなれる人が少ない
感覚が合う人が少なく共感しずらいせいか友人も少なく、嫌われてるんじゃないか?と不安に思うことも多いです。
私は、今ではだいぶスレてしまったせいもあり、「嫌われても別にいいや」と思えることが増えました。
ただ思春期~30代前半まではかなり気にして「嫌われないように・・」「馬鹿にされないように・・」と周囲にアンテナを張り巡らせて、みんなの言動をキャッチしようとしていました。
周囲の会話が気になり、ガニ股だと気づく
中学一年の時だと思います。
車のあまり通らない、細い道を一人で下校していた時です。
結構後ろの方から、元気のよい女子の声が聞こえてきます。
後ろを振り返らなかったのではっきりと分かりませんが、30m位は離れていたと思います。
女子3人ぐらいで私と同じ方向に歩いているようで、数分経っても同じように声が聞こえていました。
私は話す内容が気になってきました。
聞こうと思わなくても脳が勝手に取り込んでしまうので、止められなかったです。
そのうち、私の事を言ってる気がして嫌だなーと思っていると
「あの子すっごいガニ股じゃない!?」
「@$#&#**アハハ!」
「うわー、すごいね」
と聞こえてきました。
これは・・・オレのことだ!
その瞬間、物凄く恥ずかしくなり、どうしようもなくて怒りすら湧いてきました。
しかし、笑われるほどのガニ股で歩いている私が変なのです。
しばらくは直線が続くので、笑われながらガニ股を貫くか、笑われないようにガニ股をやめるか決断しなければなりません。
私は、もうこれ以上笑われるのが嫌なので、ガニ股をやめることにしました。
うまく普通の歩き方に出来るか分かりませんでしたが、腿をまっすぐ出すように意識してヒザが外を向かないようにしました。
(これで笑われないだろうよ・・)
と思ったのもつかの間、ひたすらデカい声で言われました。
「気にしなくていいよ!!」
「「アハハハハハハ」」
なんということでしょう。
笑われないようにと私がとった行動は後ろの女子に完全にバレていたのです。(当たり前ですね)
さっきよりも更に恥ずかしくなり、走り出したい気持ちで一杯になりました。
でも走ったら更に笑われると思い走れませんでした。
そのうちに私は右に曲がり女子軍団の死角に入ったので、競歩のように高速で歩き距離をとりました。
周りを気にしたからこそ
その一件以降、ガニ股で歩くことはなくなりました。(死ぬほど恥ずかしかったですから)
内向型HSPという周囲を気にする性質のお陰で、「ガニ股は恥ずかしい」と早めに気が付くことができて良かったと思います。
ただ、そもそもなんでそんなにガニ股になったのかがわかりません、、カッコイイと思ってたんでしょうか?
そんなになるまで、親が何も言わなかったワケも気になりますが・・
コメント