今日はかなり暑くて、いよいよ夏本番!という感じですが今年はコロナのせいで寂しい夏になりそうですね。
花火大会は軒並み中止となって残念な思いの方もたくさんいるでしょう。
しかし内向型HSPという人たちにとっては、あまり関係ないのかもしれません。
私もそうなんですが・・ちょっと変わった人種なので。
内向型HSPが何も知らず花火大会の会場へ
6才位の頃、近くの港の花火大会に行きました。
先日の外食の記事に書いた叔父さんが連れて行ってくれたんです。
叔父さんの奥さんと息子2人も一緒です。
私は物凄く楽しみにしていたのです。
(いつも小さな花火しか見ていなかったし、テレビで見るような大きな花火が目の前で見られるんだ!)
キレイな花火がたくさん見れる!そのことしか頭にありませんでした。
そこで見たものは
期待とは裏腹に自分が見たものは「ひ弱すぎて情けない自分」でした。
まず、駐車場から花火大会の会場まで15~20分くらい歩くのですが
そこであり得ないくらいの人混みに圧倒されてしまいます・・
(前も後ろも人だらけ・・しかも逆方向に行く人がぶつかりそうでヤダ)
(全部の方向に注意して歩かないといけない、、みんなガヤガヤ勝手なことしゃべってるし、落ち着かない)
こんなことを思いながら早く着きたい一心で歩いてました。
内向型HSPの方は分かりますよね?
それまで人混みとか混雑した場所にほとんど行ってないのか?と思うかもですが私の親もそういう所は苦手で休日はほとんど出かけませんでした。(スーパー以外には)
さて会場に着いたらこっちのもんだ。と思ってましたが(相当テンションは下がっていたものの)
さらに予想外の展開に凹みまくります。
それは花火の爆音にビックリして、恐怖しか感じられなかったことです。
あの腹に響く音は全く予想しておらず、次から次へと畳みかける爆音ですっかり落ち込んでしまいました。
目の前ではキレイな花火が見えるのに全くうれしくなかったんです。
バレたくないのに、気を使われる
私はビビってるのを叔父さんおばさんに悟られまいと、なるべく前を向いていましたが
すぐにバレました。
「Mちゃん、元気ないねー。音にビックリした?」
まさかビビってるのは俺だけじゃないはずだ、と思って年下のいとこ2人を観察しますが
いつもと変わらず平気な様子なので
(俺、カッコ悪い・・情けない)とさらに凹みました。
叔父さんおばさんが気を使って
「あそこの屋台行ってなんか食べる?イカ焼きとか」
と言ってくれますが、もうそんな気力すら残ってなくて首を横に振るのみ。
あとは何があったのか覚えてませんが、帰り道の人混みには「行き」の時より
うんざりしました。(疲れてるし目当ての花火は終わってるし、自分が嫌いになってるし)
その日強烈に感じたのは、キレイな花火ではなく
皆が楽しむものが楽しめない残念な自分
という現実でした。
これは夏祭りでもほぼ同じことを感じるのでかなり苦痛です。テキヤも無愛想すぎますし。
やっぱりオレ、変だ・・
やっぱり自分は、みんなとなんか違う(悪い意味で)と薄々感じてたものが
ハッキリと「自分は弱くて残念なヤツ」と分かってしまった特別な日となりました。
いやあ、今書いていてもお腹がチクチクと痛いです。(痛々しくて悲しい感情が残ってるのでいつものメソッドで消化しました)
これを読んでくれた内向型HSPの方は思い当たる節があると思います。
気が向けば明日「HSPの花火大会~大人編」を書く予定です。
お読みいただきありがとうございます。
コメント