毎年夏になると思い出す、何ともモヤモヤする話です。
小学校の夏休みに、学校のプールに何回以上行きましょうという決まりがあって夏休み中に何回もプールに行かなければならない事が苦痛でした。
学校に近付くと不安になって胸がザワザワする
普段学校に行くのはそんなに不安感はなかったんですが、プールのために学校に行くのが嫌で仕方なかったです。
泳げないとか、運動が嫌いではなかったけど、強烈に嫌だったのが
狭い更衣室で、普段会わない人間とすれすれの距離で着替えなければならないこと。
下級生だけならまだしも、同学年以上の嫌な奴にからかわれたらどうしよう・・
そんな場面ばかり頭に浮かんできて、同時にみぞおちがザワザワして超不安になってました。
内向型HSPの方、わかっていただけますでしょうか?
たいてい苦手なのは野球やソフトボールやってる人たち(声がでかくて、ズケズケ言ってくるから・・・と思ってました)
あと、裸になるのも抵抗があって、生まれつき胸が凹んでいる漏斗胸なのでそれを見られてなんか思われるのも嫌でした。
「馬場」・・とか言われ・・ました・・(悔しさがこみ上げてきましたよ・・ジャイアント馬場さんに失礼ではありますが)
そもそも私ジャガイモは幼稚園と小学1年でウ〇コ漏らしてますから、、それ知ってる奴に会うとネタにされるんですよね、更衣室という密室の中で、みんなの前で。
最悪です。
プールに入る前と入った後の二回、その密室の恐怖があるので絶対避けたいわけです。
ですから体が動こうとしません。
近所の子と行けばいいのに誘うのもつらい
周りにいるのがクラスメイトだけならそれほど気にしないんですが、見知らぬヤカラばかり(勝手にそう見える)のアウェイ感がつらい。
一人だと嫌なので近所の子を誘えばよかったのですが
いきなり行って、居なかったら・・、断られたら・・、そもそもそんなに仲良くないし・・
とかネガティブなことばかり次から次へと想像して、それだけで疲れてしまいます。
結局一人で行くのですが、学校に近づくと皆の歓声が聞こえてきます。
そうなると(あー今日もいっぱい元気な奴が居るんだな)と思い、余計に更衣室での大惨事が頭の中で繰り広げられました。
絶対に行きたくない・・
もう帰るしかないのですが、家に戻っても母に気持ちを悟られるのが嫌で(弱虫・ビビリだと思われそうで)
「今日はプールやってなかった」
とバレバレの嘘をついておりました。
家と学校は徒歩5分、耳をすませば時々プールの歓声が聞こえます。完全に母も分かってて私にブツブツ言っていましたが、聞こえないふりして逃げていました。
実際には数回しか行ってないのにスタンプは20個押してある
そうなると困るのはプール出席カードのスタンプ印が全く足らない事です。
規定は15回だったか20回なのか忘れましたが、私のカードには20個ほど押してありました。
4、5回しか行ってないのであとはすべて手書きでした。
バレないようにホントのスタンプになるべく色の似た赤ペンを使い、ちょっとずつ書いていきました。スタンプがどんな印か忘れましたが、周りの円の部分に苦労したのを覚えています。
なかなかうまく円が描けないので、似た大きさのペンのキャップをハンコのように使い、赤い円を作りました。
そこまでするならプール行け!と思うかもですが、更衣室のストレスに比べれば偽装工作なんて大したことないです(恥)。
それから何十年もたった今でもこうやって書いていると、すごくザワつきました。なかなかきつかったので、いつものメソッドをして収めました。
まだまだ未処理の感情があるようですので、これをメソッドで処理していけば、まだまだ伸びしろが得られそうです。
これからもいろんなエピソードを書いて自分の未処理の感情に気付くのも良いかと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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